帰り道は鉄したくなる

好きだった この場所

羽根尾俯瞰

9月上旬、オンライン授業となり怠惰な暮らしを送ってた僕にクラブツーリズムからの通知が。

11月7日 185系ツアー 上野→吾妻線のどこか

!?!?!?
時代到来。オタクに連絡するともう大騒ぎ。
やべえやべえwwwしかも11月の上旬ということは沿線は紅葉シーズン真っ盛りだ。となると真っ先に思い付くのは羽根尾俯瞰での115系のカット一択。
これを185で出来るとか神かよwwwwww



時は進み10月某日、英検2級の1次試験を受ける時に受験票を見ると『2次試験は11月7日にあります』との文言が。

はい英検さよなら〜!!!
どうせ受かっても2次受けれないし適当に受けよwという思考になり悪足掻きもせず本番へ。ここまでの対策時間は1時間もいってない。アホだろ。

なんもやってないしどうせ落ちると思ってた僕の元に帰って来たのは合格の2文字。
しかもボーダーギリギリでの合格。まさかまさかの急展開すぎて開いた口が塞がらない。
とりあえず天気予報を見ると11月7日の群馬は曇り予報。どうせ曇るなら一般人になって2次試験受けてもいいんじゃねぇか?でもこれで晴れたら会場で発作が出ること間違い無し。

さぁどうする?

迎えた11月7日日曜日

僕が選んだのは吾妻線だった。

社会不適合者確定。罪悪感を特に抱えずこの選択をした僕は本当に狂っている。
さよなら6500円。ミーグリで応援してくれた推しになんて言えばいいのか。マジで死んだ方がいい。本当にごめんなさい。

まぁどんなことがあろうともVには替えられないのが撮り鉄の性というもの仕方ないね。次受ける時は一次免除でいけるのでまぁいいでしょってことで(鼻ホジ)
不安だった曇り予報も前日にはバリ晴れ予報に変わり勝利の機運が高まってきたというのもあるしこの選択は間違ってないと思う。

土合臨ぶりの朝の高崎に降り立ちここからは車で吾妻線へ向かうことに。
にしても清々しい天気。
この時点で勝利を確信した我々は意気揚々として北上する。

中之条周辺では微妙だった紅葉も標高が上がるにつれてどんどん鮮やかになっていく。素晴らしい、素晴らしすぎる!

途中の停車も活かしつつ2発済ませてから万座・鹿沢口から帰ってくる便を撃つべく本日のメインディッシュである羽根尾俯瞰へ。

斜面にできた人集りを目掛け獣道を進んでいき数分で視界が開けた。
そこには百点満点の紅葉に彩られた憧れの絶景が広がっており思わず感動。
いや感動している暇はない。
てかこれから185が来るのに今感動してどうする。

少しすると遠くの方から毎度お馴染みのの音が。高揚感と緊張感でうずうずするこの瞬間が本当に堪らない。
間も無く木々の裏から見慣れた185系の姿が現われ僕は一心不乱でシャッターを切り続けた。

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感動……!!

115系の写真を見てからずっと憧れていたこの撮影地で大好きな185系をこの上ない完璧条件で撮れて本当に本当に良かった。これだから電車オタクは辞められない。No train,no life.

英検は頑張ります……。