帰り道は鉄したくなる

好きだった この場所

ニーナ

たまには普段撮らないものを撮ろうのコーナー。

今回は最近アツアツのEF66 27号機くんです。

 

県民としてはやっておきたい東海道貨物朝練。

米神、石橋を筆頭にブルートレイン時代から語り継がれてきた有名ショバで国鉄釜を狙うのは日本に住む鉄なら誰しもが憧れるものだろう。

しかしマルヨが必須な点と朝の西湘地域の曇りやすさが不安要素となり185定期時代にもあまり足を運ぶことが出来なかった。

ところが先日の1096レのカットを見た瞬間これは行かねば…!という強い使命感に駆られ運用を追うことに。

そう簡単には撮れないだろ…とは思っていたがチャンスはすぐにやってきた。

前日の大雨の影響で流れ通りに入るかは不安だったが東福山の目撃を確認できたので出発。

友人の車で向かい夜明け前に現地に到着。既にパニック状態となっていたものの5時くらいに雛壇を組むとの話だったのでしばらく様子見。

しかし状況を見るにこのままだと自分好みの構図で撮れないのでは?という心配が頭をよぎり、ベスポジから離れ前のポジションの確認へ。

人が集まらないってことは何かしら妥協するんだろうけど撮れればいいや…と半ば諦めモードで練習電を撮ってみると意外や意外、ベスポジとほぼ変わらないじゃありませんか。

しかも切り位置が奥になるためより鼻筋がくっきりする自分好み写真が撮れそう…。

後からベスポジから溢れて前も混むくらいならと思い、そのまま前ポジへの移動を決定。

丁寧に雛壇を組んでるベスポジを横目に前ポジで集まった方々と談笑をする。しばらくすると海の奥から太陽が見えてきた。水平線(backnumber)を聞いてぼーっとする。線路際で臭い以外は贅沢な朝だ。

太陽方向には案の定雲が湧いており、厄介なことに太陽が上がるにつれて雲も上がってきてたがそんな不安は晴れて気持ちのいい青空になった。

前走りのサンライズを見送ると現地は通過直前特有の緊張感に包まれた。時刻は6時を回り踏切鳴動。いよいよだ。

トンネルの中から汽笛が聞こえ現地のボルテージは最高潮へ!舞台は整った!さぁ来い!

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背景を暗めにし被写体の主張を強くしたかったのと鼻筋をくっきりさせたかったのでアンダー気味かつコントラスト強めの現像で。

完全に自分好みの6627の写真に仕立て上げることができました。

大優勝。ありがとうございました。